![University of Melbourne](https://minamigoabroad.com/wp-content/uploads/2020/11/eriksson-luo-K0WGia1XDJA-unsplash-696x392.jpg)
大学院の留学先としてなぜイギリスを選択したか、他の国は検討しなかったのかを私のケースを例に説明したいと思います。高校海外留学だと、寮制の学校など検討する項目が違うと思うので、大学院の留学を検討してる方向けの記事です。また、私は英語しか話せなかったので英語圏の国のみの話となります!
これはあくまでも私の視点ですが、まずは手始めに下記のようなポイントを書き出して各国比較してみてはいかがでしょう?もちろんやりたいことがはっきり決まっていて、カナダにある○○の大学じゃないと勉強できない、この教授の研究室に入りたい!など目的がはっきりしている人は不要です。
- 学費
- 生活費
- 学位取得までの年数
- 入学条件
- 学位取得後、現地で就職の機会はあるか
- その国の文化が好きか
1アメリカ
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大学院:2年制
入学条件:TOEFLのスコア、大学の成績
学費(2年):100万円~250万円(州立)、250万円~450万円(私立)
アメリカは、当初から私のリストからは外れました。理由は学費が高いことと、大学院が2年制であること。今となっては、1年制でも2年制でもどちらでもいいなと思いますが、当時は同級生と社会人経験に差がでることを異常に恐れていました・・・。私の世代は就職の時期も4月のみで、やっと秋採用が始まったような年代だったので、下手したら同級生と3年も差が・・・と悩んでいたのを覚えています。家族がヨーロッパとの繋がりが強かったこともあり、アメリカに馴染みがなく自分がアメリカに住むイメージが湧きませんでした。
2イギリス
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大学院:1年制
入学条件:IELTSのスコア、大学の成績、自己PR文
学費(1年):160万円~280万円
イギリスも決して安くはありませんが、当時円高で1ポンド120円~130円ほど。1年制ということは、生活費も1年のみ。2年制の国と比べると、合計留学費用は安くすみます。父も兄もイギリスの大学で学位を取ったこともあり、ほぼ私の中ではリサーチする前からイギリスと決まっていました。そしてなんといっても、イギリスをベースにヨーロッパの国々に旅行ができる!という安易な理由で即決定。
3オーストラリア
![](https://minamigoabroad.com/wp-content/uploads/2020/11/eriksson-luo-K0WGia1XDJA-unsplash-696x392.jpg)
大学院:1年半~2年制
入学条件:IELTSのスコア、大学の成績
学費(2年):300~400万円(私立),150~280万円(公立)
唯一イギリスと悩んだのがオーストラリア。イギリス植民地時代の名残で、教育システムもイギリスと似ている点があるオーストラリア。コースによっては1年~1年半で修了できる大学院もあります。一つ難点なのが、国外旅行ができないということ、笑。やっぱり安易な理由で、オーストラリアも最終的にリストから削除・・・。
4カナダ
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大学院:2年制
入学条件:TOEFLのスコア、大学の成績、GREのスコア、自己PR文
学費(2年):140万円~320万円 (公立)
18歳のときに、短期留学で3週間滞在し思い出のあるカナダ・バンク―バ。大人になってから、カナダにも多数の優良な大学があることを知り、もう少しきちんとリサーチしておけばよかったなと後悔。21歳の私には、1)日本帰国後の就職にどれだけ影響するか、 2)旅行の便はいいか ということしか頭になく、結果イギリスを選択することになりました。
5番外編
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下記の国は私は検討しませんでしたが、大人になってからこれらの国の大学を卒業した人に出会い、こんな選択肢もあるんだなぁと思った国々です。憧れのヨーロッパやアメリカで留学をするのももちろんアリですが、この中でおすすめなのはシンガポールや香港などアジアの大学。アジアの方が現在も含めて今後10年、20年先を考えた時に経済成長をして、現在の先進国と肩を並べるのは必須。学生のうちから、そのような国の今を肌で感じ、世界中から集まった学生から刺激を受けるのは、貴重な体験です。とはいいつつも、私は今を楽しめ!学生のうちしかできないことをしろ!タイプなので、自分が行きたいところに行けばいいと思います、笑
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ハワイ
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北欧(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)
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シンガポール
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香港
- イタリア・フランス(ビジネススクールなどでは全クラス英語のコースもあり)